ロイヤルホームセンター（大阪市）は１３日、観賞用ヒョウタンの苗を、誤って食用の表示で販売していたと発表した。実を食べた奈良市内の４０歳代の女性が、ヒョウタンに含まれる植物性の毒「ククルビタシン類」で食中毒症状を起こし、２日間入院した。
「ひょうたん 千成瓢箪ひょうたん」「ひょうたん 大瓢箪」「ひょうたん つるくび瓢箪」（いずれも税抜き１２３円）の３種類で、ラベルに「食べておいしい」の記載があった。女性は「ロイヤルビックス押熊店」（奈良市）で６月に苗を買って育てた友人から、ヒョウタンをもらった。今月７日にいためて食べ、下痢や嘔吐おうとを発症したが、退院し回復に向かっているという。
同社によると、昨年４～６月と今年４～６月に計３０７２個販売した。取扱店は千葉、愛知、奈良、岡山県、大阪府などの全国３０店舗。奈良県生駒市の生産者が誤表示で出荷したという。返金などの問い合わせは、お客様相談センター（０１２０・２５・６１８６、平日午前９時～午後６時）。
YOMIURI ONLINE より引用