Label Seal News

UPMラフラタック、環境製・安全性備えた基材を日本市場に向けてPR

UPMラフラタック、環境製・安全性備えた基材を日本市場に向けてPR
UPMラフラタックは、環境性・安全性に優れた製品をラインアップ、日本市場への展開を図っている。
「RafCare」は、ノンソルベントな開閉ラベルを提供するソリューション。ボディーケア商品などのパッケージで活用できる。高い粘着性を有する「RV12」と、ソフトな開封性を実現する「RC13」という2つのUVアクリル粘着剤を組み合わせ、耐水性・耐油性、化学薬品への耐性があり、環境と人体に安全で持続可能な製品となっている。フィルムは追従性・柔軟性をもち、多様な形状の容器に対応する。
透明で厚さ23マイクロメートルの薄型PET基材「VANISH」は、〝見えない〟ラベルとして訴求。高い意匠性を実現し食品や飲料での活用を見込み、アルミ缶への直接印刷からの置き換えを狙う。欧州ではクラフトビールや世界最大規模のアルミ缶リサイクル企業Novelisで採用実績があり、アルミ缶に貼付したままでもリサイクルの工程に影響を与えない特長をPRする。
ホームケアとパーソナルケア商品向けの持続性のある新製品PEフィルム「PE65」は、水や油、化学薬品への耐性を備える。同社のフィルム基材「PE85」と比較すると、同等の重量で16%ほどロールが長くなっており「資源効率の高いフィルム」(同社)であるとしている。
今後も環境配慮のプロモーションを継続し、エマルジョンから持続可能なホットメルトへの置き換えを進める。

2017年7月 ラベル新聞 より引用

Comments are closed.