円形シールの失敗しない作り方をプロが解説
円形のステッカーやラベルシールを作りたいけど、どうすれば失敗せずに作れる? とお悩みではありませんか?
- エーワンなどの円形のラベルシールを買って自分で印刷してもうまくいかなかった。
- 印刷と用紙の位置調整が意外とうまくいかない。
- 売ってるラベルシールだと、欲しい大きさがみつからない。
- 縁なしでデザインしたけど、ちょっとズレるとかっこ悪い。
ラベルシールのプロが、簡単に安く、思った通りの大きさとデザインで、円形ステッカーを自作する方法をご紹介します。
用意する物

- ラベルシール市場のノーカットのラベルシール
今回用意したのはインクジェット用光沢紙です。
他のメーカの物でも良いですが、私が嫉妬します(笑) - エヌティー カッター 円切りカッター クリア iC-1500P
店長イチオシ!
センターに穴を開けずに正確にカットできます。
Yahoo!ショッピングで818円〜、アマゾンで1,449円。(2020.05.30) - カッターマット A4以上の大きさの物がお薦めです。
エヌティー カッター 円切りカッター クリア iC-1500P

今回のキモはこのカッターの使い方。それに合わせたデーターの用意。この2点につきます。

iC-1500Pはカッター本体と、透明のゲージが附属しています。
手順としては次の様になります。
- このゲージをカットするラベルシールの上に置いてセンター出し
- ゲージのUの字にカットされた部分にカッター本体のセンター軸をセット
- センターの軸をしっかり押さえてクルリとカット
データを制作する時に、このゲージを簡単に、正確にセットしやすいように制作できれば、思い通り円形ステッカーを自作できるわけです。
データの作り方
今回は直径70mmの円形ステッカーを6枚レイアウトするカタチで作ってみました。それでは見ていきましょう。

ゲージには、90℃、180℃、270℃のところにラインが引いてあって、5mm間隔で円が描かれています。

実際にカットする大きさより一回り大きな80mmの円を描いています。この円とゲージの80mmの円がぴったりと合います。
この時、多少ズレてもバレにくいように、カットするラインの内側に余裕を持たせたデザインにするのがコツです。
そしてセンターラインを引いてます。

エヌティー カッター 円切りカッター クリア iC-1500Pの使い方
基本的な使い方、刃のセットの仕方、直径寸法の設定に関しては、安全面も考慮して、購入パッケージの裏面の写真を掲載しておきます。
刃のセット方法

直径寸法の合わせ方

切り方

円のセンターをピンで固定する方法

実際にカットしてみました。
ゲージをラベルシールに乗せる。センターラインと80mmの円にピッタリと乗せます。実はセンターラインだけだと意外と合わせづらいです。

ゲージを手で押さえつつ、本体のセンター軸の先に意識を持っていってセットします。意外と簡単にセットできます。

セットできたら、センターの軸を押さえながら、ゲージをスライドして抜き取ります。

そして一言「私は失敗しない!」と宣言してから、本体をぐるりと一周。できあがりです。

いかがでしたか? 意外と簡単に手間なくできると思いませんか?
是非あなたも、自作の円形ステッカーを手造りしてください。
ラベルシール市場では、お手軽に購入できるパッケージもたくさんご用意しています。
インクジェットならピカピカの光沢紙、マットな素材、紙ではなくフィルム、そして和紙やクラフト紙
レーザープリンター用も、上質紙、アート紙、光沢紙、耐水フィルム、訂正用、再剥離、等々。
少量印刷も対応できますが、どうしても「刃型」を製作しないといけないため、高額になりますが、この方法なら好きな用紙で簡単に円形シールが安価で作れてしまうのでオススメ出来ます。ぜひお試し下さい。